アーシング(アースボンディング)センティア・MS-9
ステージ2
カー用品店などで、金メッキの端子が高価で売られているので、金メッキ=導電性が最高みたいな印象がありますが、実は銅の方が全然良いんです。1番良いのは銀ですけど。
高い値段でわざわざ金メッキを買うより、黄銅メッキの方が値段も安いうえに導電性も良いんです!
(なんて言いながら金メッキの圧着端子も買ってます。基本的に光り物が好きなんで。)
ただ、銅は柔らかく強度が低い為、エンジンルームで使用するには不向きです。なので、黄銅(真鍮)のビスが1番良いと思います。(それでも鉄よりは弱いので注意)
市販のアーシングキットなど、ステンレスを使っていることが多いですが、ステンレスは導電性は最悪です。出来ることなら止めましょう。
ここ 八幡ねじ はネジ・ナット・ワッシャーなど、ほぼ全ての素材・サイズが揃う上に、テープ類・ケーブル・チューブ・ギボシ・コネクター・ヒューズ・取り付け金具など、とにかくなんでも売っています。
僕の経験からいくと、ケーブル・圧着端子・端子カバーは小柳出電気、それ以外は全て、八幡ねじで揃えるのがベストです。
僕は最初、材料を適当にホームセンターなどで買って来ていたので、結局、トータルで15,000円以上かかりました。
ステージ2で使用する道具類 一覧
八幡ねじで揃えた黄銅のボルト・ナット・スプリングワッシャー・ワッシャー。
サイズがいろいろあったので、とりあえずいっぱい買ってみました。ボルトが少ないのに、やたらナットがあるのはご愛嬌。。。
八幡ねじで購入する予定のある方! ボルト多めに買ってください。買い取ります。(ナットあげます)
エーモンのターミナルブロック。クロームメッキなので、銅ボルトよりは導電性が落ちるけど、なんて言ったって扱いやすい。いっぺんに外せるから。 でも、それだけ。
赤のコルゲートチューブ、カラー絶縁テープを八幡ねじで購入。
小柳出電気に行ったところ、金メッキの端子が売っていたので購入。高い! 一個100円。8スケア用に8個買ってきました。
圧着工具。いちいち借りるのが面倒だったので、買ってしまいました。2・5.5・8・14スケアが圧着できます。7400円也。
作業開始!
まず、ステージ1で使用していたネジ、ボルト、ワッシャー、ナットを全て黄銅に変えました。
次に新しいアースポイントの増設
ワイパーモーター&バルクヘッド
ワイパーモーターのアースがバルクヘッドに落としてあるので、このボルトを黄銅に変えたうえで、共締めでアースを取ります。
しかし!
ここは特殊なボルトを使っているうえに、ボルトには位置を固定する為の筒がはまっています。この筒は、黄銅ボルトに変更しても必要なのですが、取れません。
なので、アースケーブルを一旦切断、ボルトを引っこ抜き、引っこ抜いたボルトを万力とペンチで固定し、鉄ノコでぶった切ります。
ここは、道具と自信のない方にはお勧めできません。ただ、オーディオの音質がアップしたのは、ここのアースを強化した為だと思いますので、挑戦してみる価値はあると思います。
追加です。水に濡れやすい箇所なので、コーキング処理は必要です。ケーブル内に水が入ると、それだけでアウト!ですので。
パワステオイルタンク下 純正アース強化
非常に見難いですが、パワステオイルのタンクの下に、純正アースがあります。
これをいじるには、バッテリー・バッテリーを置く台・ヘッドライトを外す必要があります。
エアクリーナーボックス下 純正アース強化
エアクリーナーボックスを外すと、純正アースがあります。
サクションパイプ下 純正アース強化
サクションパイプを外すと、純正アースが落としてあるステーがあります。
今のところ、全部で9箇所に落としてます。長さを揃えて、エーモンのターミナルブロックでまとめます。
結果報告!
フィーリングは変わりました。
電極0.4ミリのイリジウムプラグを使っているので、トルクの変化は感じないはずですが、上り坂が軽い。これは多少なりともトルクがアップしている証拠だと思います。
気をつけて欲しいのは、バッテリーを外して作業するので、ECUがリセットされ、最初はECUが再計算するので、燃料が多く噴出されます。
オーディオの音質アップ、アイドリングの安定、ヘッドライトの光量アップなどです。
