アーシング(アースボンディング)

車載の全ての電気製品のマイナス電流は、一度車体にアースされ、車体からバッテリーのマイナス端子に戻ります。 車体は通電性が良いものではないのに加えて、車体が古くなるのにつれて更に抵抗が生じます。 この為、バッテリーから12ボルト以上の電気が流れても、実際に使われるときはそれより小さくなってしまうのです。

この車体に落としているアースを、直接バッテリーに持っていくことで、マイナス側の抵抗を限りなく0に近づけるのがアーシング(正式名称アースボンディング)です。

E=I×R 電圧=電流×抵抗 中学で習ったオームの法則を思い出してください。この場合の抵抗が車体の抵抗です。これが0になれば12ボルト丸々使えるのです。

ちなみにアーシングは、「寒冷地仕様車」にも使われている技だそうです。

全てのパーツには締め付けトルクがあります。重要な部分のボルトを緩めたりすると、大変な事になります。締め付け過ぎも同様です。
当たり前のことですが、全て自己責任でお願いします。

Newアーシングに最高に適したネジはこれですNew

購入した道具類 一覧

画像 品名 メーカー 入数 単価 個数 価格
ケーブル ケーブル H-KIV 14(14sq) 田中電線 1m 360円 11m 3,960円
ケーブル ケーブル TPC 8(8sq) オーディオテクニカ 1m 480円 3m 1,440円
ボルト 六角ボルト(ユニクロメッキ) 八幡ねじ 2個 60円 1袋 60円
端子 圧着端子 R14-6(6.4mm穴) 朝日電器 4個 250円 2袋 500円

電線は小柳出電気で購入しました。

オートメカニックでも紹介され、アーシングに最も適したケーブルとして評価が高い、H-KIVの14sqです。エンジンルームは非常に高熱になるので、耐熱性の高いH-KIV以外はダメです。

アーシング直後の感想

バッテリーを外して作業するので、ECUがリセットされます。そのため、アーシング直後はECUが再計算を行い、燃料が濃い目に噴出されるので、最初はトルクが太くなった様に感じます。(300kmくらいまで)

僕のセンティアは、最初エンジンがうるさくなりましたが、100kmを越えたあたりから、アイドリングが静かになりました。

燃費はまだ計算していませんが、良くなってはいるようです。ステージ2での効果に期待しましょう。

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